歩行速度、左右のブレ、歩隔の開きなどが、
歩き方を変えてしまう
50歳を過ぎると筋力やバランス能力の低下に対応するため、安全に安定して歩こうとする傾向になります。つまり、高齢者向けの靴はこうした点を考慮して、左右の安定性をサポートする必要があります。60代になると、腰が少しだけ曲がり、前かがみの姿勢になり、腕の振りが小さくなっていく傾向に。前後方向への動きに変化が現れます。70代後半になるとその傾向はさらに進み、歩行速度のさらなる低下、左右方向への揺れ、歩隔の開きなどが現れてきます。50歳を過ぎたら歩き方が変化することを理解し、意識を高めるのが肝要です。歩き方について意識を高めれば、80歳を過ぎても30歳のように歩けます。一方、何も意識しないままだと、60代で90代のような歩き方になる可能性もあるのです。