さまざまなテレビや映画に登場するお台場。
ゆりかもめや車で遊びに行ったことがある方も多いのでは?
でも、今回は「レインボーブリッジ」を徒歩で渡ります!
「え?歩いて渡れるの?」と驚く方が多いかもしれませんが、
実はしっかりと遊歩道が整備されているのです。計3kmほどの穴場コース。東京湾の新鮮な潮風を受けながら、新たな発見をしに出かけましょう!
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※2019年5月時点のマップです。
【スポット①】海の上から東京タワーとスカイツリーを一度に見る!
お台場に向かう橋として有名な「レインボーブリッジ」。
上下2層になった橋の下の層には「レインボープロムナード」と名付けられた遊歩道があり、「ノースルート(北遊歩道)」と「サウスルート(南遊歩道)」2つのルートに分かれています。その距離は約1.7km、30分~40分ほどで渡りきれます。
お台場方面へ向かうレインボーブリッジの入り口は「芝浦アンカレイジ」。今回はノースルートを歩くので、エレベーターで7階に上がったらスタートです。 途中にトイレやドリンクを購入するところはありませんので、ここで済ませましょう。エレベーターを降りたらすぐ遊歩道に出ますが、最初に驚くのは最も高いところで標高52mという橋の高さ。慣れるまでは足がすくみますが、すぐに遠くの景色に目を奪われるはずです。
橋の途中にある橋脚部分は休憩スポット。
ここは周りを囲む金網もなく、美しいパノラマが目に飛び込んできます。ノースルートから近くに見えるのは、東京都庁をはじめとした都内のビル群、隅田川、浜離宮庭園、日の出・竹芝・晴海・月島・豊洲の各ふ頭など。職場や自宅の辺りを探してみるのも楽しいかもしれません。広い関東平野を遠くまで望むことができ、東京タワーとスカイツリーを同時に見られますよ。
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レインボーブリッジ後半に差しかかると、周りを囲んでいた金網がなくなり、お台場が近づいてきます。何艘もの船が足下を通り過ぎていく様子を見ていると、あらためて東京湾の上に立っていることを実感。この感覚を味わえるのは、徒歩ならではですね。
ノースルートの終盤に差しかかった頃、後ろを振り返るとスタート地点は遙か彼方。自分が歩いてきた距離に驚くことでしょう。レインボーブリッジはゆるいカーブを描いているので、今まで歩いてきた橋全体を見ることができます。
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【スポット②】おだいばビーチで、レインボーブリッジを見ながら海辺の砂浜を散策
レインボーブリッジを渡りきると、「おだいばビーチ」に到着。
水辺にいるたくさんの水鳥たちや、水面を跳ねる魚たちが、地上に降り立ったことを歓迎してくれているかのようです。
人工の「おだいばビーチ」に広がるのは真っ白な砂浜。その砂は、
「神々が集いし伝説の島」とも呼ばれる伊豆諸島の神津島から運ばれてきたものです。
都会にいながらリゾート気分を味わえるのは、本物のビーチの砂だからかもしれません。
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お台場への新たなルートを開拓し、心も体もリフレッシュ!
「レインボーブリッジ」で海の上を歩いていく今回のコース。ウォーキングのあとは、テーマパークで遊んだり、温泉施設でまったりしたりと、自分好みの時間の過ごし方ができるのもお台場の魅力です。お台場にはもう何度も行ったことがあるという人でも、意外な道のりを選ぶことで、新しい景色を目にできるはず。
レインボーブリッジ
住所:東京都港区海岸3-33-19(芝浦側)
電話;03-5442-2282(レインボーブリッジ中央監視室)
営業時間:9時~21時(11月~3月は10時~18時)※最終入場は閉場の30分前
休業日:第3月休、定休が祝の場合は翌休、悪天時は休
入場料:無料
海下真夕
富山出身。講談社「VOCE」モデルオーディション準グランプリを経てタレントとして、テレビ・CMなど幅広く活躍。主な出演作品は、インフォマーシャル『キミエホワイト』、スチール『Onimegane』ほか。