CO-CREATE LEGACY
of ASICS Walking
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株式会社アシックスの
ウォーキングカテゴリーとして
その歴史をスタートした「ASICS Walking」と、
アシックスグループでウォーキングシューズ事業を
手掛けてきた「アシックス商事」が
2024年に事業を統合。
新たな体制でウォーキングシューズ開発・
販売を手掛けることとなった。
統合により何が生み出されるのか、
どんな革新が始まるのか。
全5回の連載を通して、
ブランドの進化と魅力を紐解いていく。
きっかけは1976年の国際的なスポーツ大会の開会式。
創業者 鬼塚喜八郎がブレザー姿の日本選手団が
トレーニングシューズを履き、
行進する姿を目にしたときだった。
「ブレザーに合う靴をつくりたい」
「どんなときも人々の足を守る靴をつくりたい」。
ふと湧き上がった大胆な発想と
足のことを考え抜いてきた情熱とともに、
ASICS Walkingの歴史はその歩みをスタートしました。
当時の人たちが靴に対して抱いていた印象です。そして鬼塚があの日ひらめいたのはまだこの世にない靴。乗り越えるべき壁はいくつもありました。
それは、立ち仕事をする美容師や販売の方に聞いた足や靴の悩みなどから導き出されました。
組み込むという新発想。当時、硬くて重い革靴にスポーツシューズの機能を融合させることは、技術力が必要なことでした。
1983年、ついに「ペダラ」が誕生。後にパンプスへの応用など、用途や使用環境に合わせた機能を搭載。今日まで、人生を豊かにする技術とともに日々進化し続けています。
丈夫な構造で安定感のあるグッドイヤー製法のカジュアルタイプ。
オイル調の革でアウトドアテイストの雰囲気をまとい、
優れた履き心地も備えたペダラ初期モデル。
「ヒール靴は足入れが狭い」という女性の悩みに応えた、
のびのび履けるヒールタイプ。衝撃を緩衝する素材を使用
し、 ヒール靴特有のコツコツ音が響きにくい構造に。
ペダラの履き心地をそのままに、
スーツにも合う「ビジネスシューズ」へと進化。
トラッドなデザインに機能性を盛り込み、
アクティブなビジネスパーソンをサポート。
「スカートに合うペダラ」というお客様の想いに応えた
船底シルエットタイプ。ソールの安定感を維持し、
形を華奢にすることで女性らしいスタイリングを実現。
履き心地がよく、屈曲性に優れたカリフォルニアプラット製法を採用。
2組のヒモ孔仕様に起毛素材を使用することで、
ナチュラルなスタイリングを実現。
資材専門商社として企業活動を開始
商社としてだけではなく、メーカーとしての側面も持つようになる。
やわらかな履き心地のカジュアルシューズ。
「価格革命」をキャッチコピーに、
アシックス商事より「テクシーリュクス」ブランドが登場。
本革仕様ながらスニーカーのような履き心地のビジネスシューズ。
アッパー裏側のライニング材にゴアテックス素材を使用し、
つま先部分からかかと部まで包み込むことで
ドライで快適なシューズ内環境を実現。
ラスト(靴型)を自社で開発することにより、足入れや履き心地の精度が向上。シルエットと機能性の高いレベルでの両立が可能に。
スポーツシューズで培ったノウハウを活用し高機能な革靴を手掛けてきたASICS Walkingと、積極的な創意工夫で時代のニーズに即した商品を開発し続けるアシックス商事の強みを融合することで、質の高い製品をより手に取りやすい価格で提供することが可能に。
カウンセリング販売を中心とした直営店や全国の有名百貨店、シューズ専門店などのリアル店舗から、オンラインストアまで。販売網を統合することで、これまで以上にお客様にとって便利な、さまざまな売り場を提供。
機能性ドレスシューズは
新たなステージへ。
履き心地とデザインを
進化させた最新モデル誕生
アシックスのランニングシューズテクノロジーを
“歩き”に応用したソールと、
レザーの選定や仕上げ工程にこだわった
デザイン性を高い次元で両立。
「品格と機能美の追求」を
コンセプトに誕生した【RUNWALK 7】
ASICS Walkingの
ビジネスシューズ
史上最大容量の
衝撃緩衝機能「GEL」を搭載
ASICS Walkingの知見と
アシックス商事の
技術の融合によって誕生した、
スタイリッシュなビジネスシューズ
【GEL-BIZシリーズ】
発泡することで軽量化された
衝撃緩衝機能「fuzeGEL」を
ミッドソールの前後広範囲に加えて、
ヒール部に搭載し、
革靴であることを忘れるほど
足に馴染むフィット感と
足裏をやさしく受け止める
やわらかな履き心地が特徴。