People 2021.06.22
ASICS RUNWALK INTERVIEW
Toshiaki Hirose
株式会社HiKARU代表取締役/ 元ラグビー選手
廣瀬 俊朗
PROFILE
1981年生まれ、大阪府吹田市出身。大阪府立北野高校、慶應義塾大学理工学部卒。東芝ブレイブルーパスではキャプテンとして日本一を達成。国際的な大会でもチームを勝利に導いた。現在は、株式会社HiRAKU代表取締役としてスポーツ普及と教育に重点的に取り組む。
アスリートや地域貢献を通して、自分を育ててくれたスポーツに恩返しがしたい。
ラグビー選手として活躍された後、起業家に転身された廣瀬さんですが、今はどのようなプロジェクトに携わっているのでしょうか?
はい。現在は株式会社HiRAKUという会社を立ち上げ、スポーツを軸にした教育・研修事業やイベント事業などを行っています。また会社の事業以外でもさまざまな取り組みを行なっており、2020年以降ですとコロナ禍でアピールの場を失った高校生アスリートに向けてプレーアピールの場を提供する「スポーツを止めるな」や、現役アスリートに対する教育事業・セカンドキャリアなどを支援する「アポロプロジェクト」、15人制や7人制、車椅子ラグビーなどの幅広いラグビー競技を横断的にまとめ上げラグビーの魅力を伝える「ワンラグビー」、アスリートと企業・団体・個人がタッグを組んで社会課題に取り組んでいく「TEAMFAIR PLAY」などを立ち上げました。これからの活動を通して自分を育ててくれたスポーツに恩返しをしたいと思っています。
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スーツ15万3000円(デ ペトリロ/シップス 銀座店 tel.03-3564-5547) シャツ2万4000円(トゥモローランド ピルグリム/トゥモローランド tel.0120-983-522)時計79万5000円(IWC/IWCカスタマーセンター tel.0120-05-1868) ポケットチーフ、ベルト/ともにスタイリスト私物
コロナ禍で廣瀬さんご自身の働き方に変化はありましたか?
やはりオンラインでの仕事が増えましたね。3年前に都内から神奈川の海沿いの街に引っ越してきたのですが、それでもコロナ前までは毎日のように都内に出ていました。それが昨年は週に1回ほどになりほぼ在宅ワークに。慣れないうちはいろいろと大変でしたが、その分家族と過ごす時間が増えました。今はだいたい朝8時から仕事をスタートして、時間が取れればお昼にランニングやヨガなどでリフレッシュしています。ランニングは海沿いを10kmほど走るのですが、実はラグビー選手って長距離を淡々と走るのがあまり得意じゃないんですよ。でも、海沿いを走っていると本当に気持ちよくて、今ではすっかり趣味のひとつになりました。せっかく海の近くで過ごしているので、次はサーフィンにも挑戦してみようと画策中です。
今回、撮影でランウォーク「エアサイクルシリーズ」と「ドレスカジュアルシリーズ」をご着用いただきましたがいかがでしたか?
「エアサイクル」はトラッドな見た目なのに、靴の中に空気を循環させるという機能がついているんですよね。普段私はスニーカーやサンダルが多いのですが、仕事で人に会うときやテレビ番組に出演するときはカッチリとしたスーツを着用します。エアサイクルはそういう時にマッチする靴だと感じました。歩き回っても靴の中がムレにくいというのは本当にありがたい機能です。特にアスリートは汗かきですし(笑)。「ドレスカジュアル」は最初なんとなくゴツいイメージがあったのですが、履いてみると本当に足あたりがやわらかくて。週末などに友人とちょっといいお店に行く時や、ラグビー観戦のあとに人に会う時などに重宝しそうですね。スーツだとちょっと硬すぎ、でもジャケットはきちんと羽織りたい。そんな気分の時に使える、ジャケパンスタイルに合わせたい一足だと思いました。

ジャケット8万6000円(タリアトーレ)、ニットポロ2万7000円(ジョンスメドレー)、パンツ3万5000円(フィンジャック/すべてシップス 銀座店 tel.03-3564-5547)時計79万5000円(IWC/IWCカスタマーセンター tel.0120-05-1868) ポケットチーフ/スタイリスト私物
廣瀬さんの靴に対するこだわりを教えてください。
ラグビー選手にとってスパイクは、パフォーマンスを120%発揮するために自分で選ぶ道具です。それだけに選手は皆、靴に対するこだわりが強い。私も引退した今でも足元にはかなりこだわっていますね。これまでさまざまなランウォークの靴を履かせていただきましたが、どれも共通して「履きやすい、足にやさしい」というのが素直な感想です。私はランニング中や駅からの帰路などで仕事のアイデアを練ることが多いのですが、その時に足に違和感があったら集中できません。そういった意味でもランウォークの靴は仕事の大切なパートナーですね。まだまだ頭の中にはやりたいことが山積みです。これからもアシックスウォーキングと一緒に、スポーツを軸にしたさまざまなプロジェクトに取り組んでいきたいと思っています。
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