タレント・竹内由恵<br> 「一歩踏み締めながら歩くことの喜びを噛み締める」<br>歩きやすさとオシャレを両立した靴を履いていたい タレント・竹内由恵<br> 「一歩踏み締めながら歩くことの喜びを噛み締める」<br>歩きやすさとオシャレを両立した靴を履いていたい

#Story 2025.09.24

タレント・竹内由恵
「一歩踏み締めながら歩くことの喜びを噛み締める」
歩きやすさとオシャレを両立した靴を履いていたい

静岡と東京という2つの拠点を行き来しながら、タレント、そして母親として育児とキャリアを両立し、自らの道を切り拓く竹内由恵氏。独身時代から子育てをする現在に至るまで、選ぶ靴の基準も変化してきたという。竹内氏にとって歩く時間はどのようなひとときなのか。歩くことから気がつくこと、そしてプライベートからビジネスシーンまで履きたいというペダラソフトトラッドシリーズについてお話を伺った。

連載「WALKS」でもお話を伺った竹内氏。東京と静岡を新幹線で行き来しながら、仕事と育児を両立する竹内氏にとって、歩くひとときはどのような時間なのだろう。最近では一人で歩く時間よりも、子どもと手を繋いで歩く時間がとても楽しいと語る。

「大人になってしまうと、一歩一歩を踏み締めながら歩くことって、ないじゃないですか。子どもと手を繋ぎながら歩くことも最近増えてきていて。『よし行くよ、1・2・3・4!』という感じで歩くのですが、それがすごく楽しいんですね。子どもって本当になんにでも興味があるから、すぐ道端の雑草とか摘んだりするのですが(笑)。息を合わせて掛け声をかけて、一緒の歩幅で歩くことを意識しながら一歩。歩いてくれたら『一緒に歩いてくれた!』という喜びを噛み締めています。今は、一歩一歩が大事。子どもと歩くようになって、歩くことの楽しさが新しく加わった感覚がありますね」

テレビ局に勤めていたアナウンサー時代は、毎日広尾の街並みをヒールで闊歩していたという竹内氏。年々追い求める靴が変化しているという彼女にとって、今欠かせない靴の基準はあるのだろうか。

「独身の頃から今に至るまで、靴の選び方も変化してきています。独身の頃は『むしろヒールのほうが歩きやすい』とヒールで闊歩していて。常に足にはタコができていながら、窮屈な靴を履いていました。今はガラッと変わって『動きやすさ命』。とにかく動けないとどこにも行けないので、まず動きやすいかどうかということを大事にしています。同時に見た目も素敵だとなおいいですね」

なかでもプライベート、仕事共に履いて歩きたいと思うのが、ペダラソフトトラッドシリーズだ。この靴を履いて、あらためて歩いてみたい景色がある。

「仕事先の誰かと会うとき、私のような仕事だとサラッとした服装で行ってしまったりするのですが、やはり大人なので足元はちゃんとした印象を保ちつつ、でも実は歩きやすいという靴を履いていたい。私は足が大きいほうなので、結構靴選びには苦労していて。歩きやすさを重視している靴って、オシャレさに欠けたりするような印象があると思うのですが、アシックスさんの靴は革靴なのに歩きやすくてオシャレで今風。いつの時代でも履けそうな感じがします。アシックスさんのスニーカーの技術をもって、こうしたオシャレな革靴を展開しているというのは、とても信頼できてうれしいですね」

「子どもと過ごしていることで自然の中で歩くことは増えたのですが、意外と自分の好きなタイミングで動く、歩くということは、今はできないことになってきているからこそ、この靴を履いて美術館に行ってみたいなと思いました。美術館って屋内でありながら結構歩くので、ゆっくり回ろうとすると時間もかかる。だからこそ自分の好きなように、いろいろな作品を見て回りたいなと思いますね」

「そしてもうひとつ。もうなくなってしまった遠い昔のことのようになっているのですが、もう一度できるなら、イルミネーションを眺めながら歩くことをしてみたいですね。結婚前の『なにかが起きるかもしれない』クリスマスの夜ような、あの道を、もう一度歩きたいなと思います。もう二度と戻ってこない、もう失われた体験かもしれないんですけれど(笑)」

Stylist: NATSUKI
Hair&Make-up: Masako Toyota (dynamic)
Photo: Akari Yagura
Edit+Text: Moe Nishiyama

衣装:
カーディガン、ワンピース/ともにLIENCOEUR (https://liencoeur.jp/
ピアス(スタイリスト私物)

PROFILE

竹内由恵
1986年、東京都生まれ。2008年に慶応大学法学部卒業後、アナウンサーとしてテレビ朝日に入社。『ミュージックステーション』『やべっちF.C.』『報道ステーション』などを担当し、2019年に退社。現在はタレントとして活動。退職後は、夫の勤務地である静岡での暮らしをスタートさせ、2021年に第1子である男の子、2023年には第2子となる女の子を出産。現在はバラエティ番組やラジオ、スポーツ番組などさまざまな分野で活躍している。静岡に移住後、Instagramに育児漫画・エッセイを投稿。この内容をまとめた『なんとかなるさ!ヨシエのとほほ、くすくす日和』を2024年10月上梓した。