#WELL-BEING 2021.12.17
様々なシーンで活躍する4つのシューズと、
快適な歩行を実現する靴底の工夫
ビジネス用から運動用まで幅広いシーンに対応する4つのシューズ
アシックスのウォーキングシューズは、ビジネスや街履き目的の「ライフスタイルシューズ」から、運動目的の「フィットネスウォーキングシューズ」までさまざまなものがあります。代表的な商品としてはランウォーク、ペダラ、ウェルネスウォーカー、ライフウォーカーが挙げられます。ランウォークとペダラは、スポーツシューズの履き心地をもった革靴を作れないか、という問題意識から生まれました。アッパーはデザインとスタイルを重視しつつ、靴底部分にクッション性能を持たせるなど足にやさしい工夫がなされています。一方、ウェルネスウォーカーはフィットネスウォーキングを行うための靴で、ファストウォーキングを実践されたい方には最適といえるでしょう。そして、高齢者向けに設計されたのがライフウォーカー。歳を重ねるとどうしても筋力は落ちてきますが、安定性などを重視して高齢者の歩行を支援するのがこのタイプです。ライフウォーカーは自力で歩けなくなる状態の手前で踏みとどまるために、利用していただきたい靴です。
ビジネス用におすすめ「ランウォーク」シリーズと、カジュアルに履ける「ペダラ」シリーズ
「ランウォーク(写真上段と下段の左側)」は、機能性だけでなく美しさにもこだわるビジネスパーソンをメインターゲットとしたシューズ。「ペダラ(写真上段と下段の右側)」は、快適さと洗練されたデザインが共存するウォーキングシューズです。
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フィットネスウォーキングに最適な「ウェルネスウォーカー」シリーズと、シニア向けの「ライフウォーカー」シリーズ
「ウェルネスウォーカー(写真上段と下段の左側)」は運動効果を上げることに着目したフィットネスウォーキングシューズ。「ライフウォーカー(写真上段と下段の右側)」は加齢による歩行能力の低下をサポートしてくれるシューズです。
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ウォーキングシューズの靴底の秘密
ランニングと異なり、ウォーキングでは両足が同時に接地する瞬間があります。スムーズなウォーキングを実現するには、前に出したかかとと、うしろに残したつま先がうまく連動するための溝が必要になります。ほかにも歩きをサポートするために、ウォーキングシューズのソールには意味のある溝が設けられているのです。
ポイント① かかと部分が着地する方向に合わせて爪先が蹴り出せるよう、かかと部と前足部に斜めの溝を施す。(図のAとB)
ポイント② つま先部の意匠も前足部の斜めの溝(図のA)と同方向に合わせることで、安定性を高める。(図のC)
ポイント③ 後足部から前足部にかけて、スムーズな体重移動が期待できる溝を施している。(図のD)
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安定した歩行をサポートするグルーヴチェンジ構造
歩行時の安定性を求めるなら、両足が同時に設置する局面での靴の設置面積は大きいほうが理想的です。そのため、かかと部と前足部、中足部に溝をいれることでより設置面積を増やし、歩行時の足元のブレを抑え安定させてくれます。
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