ASICS Walkingでは、2025年11月~12月に、10~70代の女性542人を対象とした、女性のフットケア・シューズ選びに関する実態調査を実施しました(協力:下北沢病院)
「#03 正しいフットケアとは?足病専門医からのアドバイス編【前編】」に続いて、日本で唯一の足病医学専門病院である下北沢病院の理事長・久道勝也先生に、足のことを考えたシューズ選びのポイントについて具体的にアドバイスをもらいました。
答える人:下北沢病院 理事長
久道勝也先生

シューズ選びで大切なのはフィット感
Q1:シューズを選ぶときのポイントは?
A1:足の形は、「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア型」という3つのタイプがあります。日本人を含めたアジア人は圧倒的にエジプト型が多いです。また、最近の若い世代は生活様式の変化もあって足幅が細くなりつつあります。シューズ選びは、まず足のゆび先が3つのどのタイプかを知ることから始まります。それによって合うシューズが違ってきます。

また、年齢とともに扁平足傾向が強くなるため、シューズのサイズも変わってきます。ゆえに、シューズ選びで大事なことはサイズではなくフィット感です。それには次の5つがポイントになります。
<シューズのフィット感を満たす5つのチェックポイント>
・かかとがホールドされている
・足の甲がホールドされている
・ゆび先が自由になる「捨て寸」(1cm程度)がある
・インナーソールでアーチが支えられている
・シューズの剛性(ソールの硬さやねじれにくさ)がある
ファッション性と足の健康の両立を探る道があります
Q2:ファッション性を大事にしたいときは?
A2:シューズ選びでファッション性を犠牲にする必要はありません。機能的には理想的なシューズでなくても、ファッション性から「これが履きたい」となれば、ベターなシューズ選びをすればいいと思います。スニーカーで通勤し、職場でパンプスに履き替えるという方法もあります。ヒールがあるパンプスの場合、足のゆびが前にズレてゆびが狭いところに押し付けられますが、アーチを支えてくれるインナーソールを入れることである程度の前ズレを抑えることができます。
メーカーによってサイズが微妙に違ったり、同じメーカーでもドレスシューズとスニーカーで微妙に違ったりすることがあります。ECサイトでの購入は便利かもしれませんが、まずはASICS Walkingの店舗で足の3D足形計測をしてもらい、自分が好きなデザインの中から2~3足選んでシューフィッターと相談しながら決めることをおすすめします。
<ファッション性と足の健康を両立するシューズ選びの3ステップ>
Step1 店舗で3D足形計測を行い、自分が好きなデザインの中から2~3足選ぶ
Step2 シューフィッターと相談しながらシューズを決める
Step3 ヒールがあるパンプスを選んだらアーチを支えるインナーソールを入れて履く
足への負担を減らす工夫やケアが必要です
Q3:立ち仕事で足が疲れやすい人のシューズ選びは?
A3:立ち仕事が多いなど生活環境によってシューズ選びが変わることはありません。原則は同じです。ただ、体重がかかりっぱなしの状態で足や体への負担が大きい立ち仕事の場合は、その負担を減らす工夫やケアが必要です。例えば、立ち止まっているとふくらはぎの筋肉のポンプ作用が働かず、全身の血液循環によくないので、その場で足踏みをしたり、休み時間には椅子の上に足を投げ出したりすることが大切です。また、医療用の弾性ストッキングを履いて立ち仕事をすると足への負担が軽くなり、1日が終わった後の足の疲れ方が違います。
<立ち仕事が多いときの足のケアポイント>
・その場で足踏みをする
・休み時間には椅子の上に足を投げ出す
・医療用の弾性ストッキングを履く
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今回アドバイスをいただいた下北沢病院・久道勝也先生の著書『走るより運動になる「歩き方」』好評発売中
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今回のインサイト調査全体の分析結果は、「女性のフットケア白書」でも紹介します。
Edit+Interview: Kenichi Iwasaki(The Asahi Shimbun)
Text:Chizuru Watanabe
Infographics+Illustration:Tae Chiba(The Asahi Shimbun)




とっておきの街歩き。